先日、以前ご依頼いただいたお客様からお問い合わせをいただきました。
HDDがどうやら故障したらしいというものでした。
お話を伺うと・・・・・
1. Windowsが起動しなくなった・・・・・
2. 何度も何度も試してみていたら焦げ臭いにおいがした・・・・
3. ケースを開けてみてみるとHDDの基盤に少しばかり焦げたようなあとがあった・・・・・
1の段階でご連絡いただければ何とかなったと思うのですが、
2の段階で既にHDDは逝ってしまっています。
こうなると専門の業者にディスクを預けてクリーンルームでの作業が必要になります。
HDDの中には金属の円盤が何枚か入っておりまして、その表面に磁気で情報を書き込みます。
今回の場合はHDDの基盤がダメになっているので
この円盤から直接データを拾い出さなければなりません。
金額ですが、業者にもよりますが十数万円はかかります。
今回のお客様はご相談だけでしたのでその後どうされたのかはわかりませんが、
大事なデータは必ず2箇所以上に保管しておくことが大事です。
さらに、マシンがおかしくなり始めたときにすぐ対処しないと、今回のようなことになりかねないです。
まずはご相談だけでもご連絡していただけるとデータの救出率もかなり高くなります。
HDDの交換だけでしたらさほど金額はかかりません。
お預かりさせていただければ手数料は6000円です。
決して高い料金ではないと思います。
HDDの値段もサイズによって色々ありますが、昔に比べればかなり安いものになってます。
HDD、いやパソコンは消耗品だということを忘れないように使用していただけると良いと思います。
新しいソフトをサクサク動かすにはメモリが必要
先日のお客様ですが、iPodを購入されてiTunesのインストールを試みたそうですが、
ダウンロードできなくてご依頼いただきました。
マシンそのものは問題ないのですが、いかんせん、メモリが足りない状態です。
ブラウズするのにも一苦労でダウンロードしようにもまったく動かない状態です。
しばらく待ちましたがあまりの反応の無さにあきらめました。
最新版をダウンロードしてお持ちしていたのでインストールは無事に終わりました。
お話を伺うと「起動してから10分も待てば使えるようになる」とのこと・・・・・
CPUはまあまあのものなのでメモリさえ増やせばそこそこ動きます。
ということでメモリの増設をお引き受けしました。
タスクマネージャーで見てみると使用可能メモリは3MB程度・・・・
これではストレス溜まるでしょう。
iTunesをインストールすると起動時に幾つかのアプリが起動されるようになり、
さらなるメモリ不足を引き起こします。
ということで、メモリの増設をご説明してご依頼いただきました。
ところが、いつもパーツを購入しているサイトではほしいものが品切れです・・・・・
確かにこのところメモリ不足のマシンが多いので品薄なのかな、などと思っております。
その後すぐに入荷されて無事に増設は済みました。
別のお客様ですが、古いデスクトップを業務専用でご利用中。
こちらも使用できるまでに5分以上かかるとのことで、メモリの増設のご依頼を受けました。
Win98ですからもうそろそろ引退の時期かなとも思いましたが、
業務用ソフトだけしか使用していないということでメモリの増設に踏み切られました。
こちらはまだ増設していませんが、きっと驚いていただけると思います。
基本的にソフトは新しいものは絶対に重たくなる、というのが常識でして、
ハードウェアの増強が必要になるものです。
WinXPも初期のものからSP2と呼ばれるものにアップグレードを何度か繰り返しています。
当然何もしない場合には動作が重たくなってきます。
そこで一番手っ取り早いのがメモリの増設と言うことになります。
今は値段も安く手に入りますのでストレスを感じている方、ぜひメモリの増設をお勧めします。
カーナビのHDD
だいぶ前のことですが、カーナビに入っているHDDの交換という依頼がありました。
カーナビ自体触ったこともないし、どんな仕組みかも知らなかったのですが、
お客様がご自身である程度調べてくれていました。
HDDはパーティションというもので区切って使うことが出来ます。
ひとつのHDDを2つに区切るとCドライブ、Dドライブと分けることが出来ます。
これをフォーマットして使うのです。
フォーマットにも数種類ありまして、
WindowsですとFAT32かNTFSというものでフォーマットしています。
今回のカーナビはOSにUnixというものが使われていまして、
これとは違うフォーマットのドライブと通常のFAT32のフォーマットのものが混在しているようです。
ということでUnixでフォーマットしないといけないわけでありまして、
このときはKnoopixというUnixでやりました。
Googleで調べるとわかりますが、これだとCDROMだけで起動できるという優れものです。
まずCDのイメージをダウンロードし、ディスクに焼きます。
これをドライブに入れて起動します。
長々と時間がかかりますが、見慣れないデスクトップが出てきます。
USBでHDDを接続し、認識できているか確かめてからまずはパーティションです。
以前のHDDは6対4できられていたので電卓片手に計算します。
何とか同じ割合でパーティションを切ってやります。
次に問題のEXT3(だったかな?)で前のパーティションをフォーマット。
次に残りをFAT32でフォーマットします。
これでUnixの作業は終了です。
次にあらかじめとっておいた古いHDDのイメージを戻します。
これにはNortonGhostというソフトを使います。
フロッピー一枚で起動でき、しかも簡単で速いです。
ほかのソフトを使ったことが無いものでどの程度速いかというのはわからないのですが。。。
で・・・・・・なんとか無事にデータを戻しました。
中身を見るためにはWindowsでは見れません。
EXT3というフォーマットはUnixでないと見れないのです。
で再びKnoopixで確認して終了です。
カーナビ本体はお預かりしていないのでこのまま納品です。
ま、なんとなく出来そうな気はしてましたが初めての経験でしてちょっとビビッての作業でした。
仮想メモリが・・・・
今回のお客様、色々とトラブルを抱えていらっしゃいました。
動きが悪い、ネットがダメ、メールに添付できない、エラーが出る・・・・
幾つかはウィルスのせいであろうと思われ、キチンと動作していなかったウィルスソフトをインストール。
で、ウィルスは駆除。スパイウェアもSpybotで駆除。Hijackthisで不要なエントリを削除。
ここでほぼ解決しました。
しかし、前回も書きましたが、こちらもメモリ不足です。Windows2000で128MBのメモリ。
タスクマネージャで見てみてると・・・・・利用可能メモリが5MB程度しかないです。
これではちょっと・・・・・動かないですよね。
当然、頻繁に仮想メモリに関するエラーが出て困っていたそうです。
仮想メモリとはメモリが足りない場合、HDDをメモリの代わりとして使う技術と覚えてください。
HDDとのデータのやり取りは、メモリに比べるととてつもなく遅いのです。
ですからパフォーマンスはがた落ち・・・・・でもメモリの少ないマシンではしょうがないところです。
仮想メモリが少なすぎると出てくるエラーだったので、設定を変更してみました。
わたしが触っていた限りではそのエラーが出なかったので大丈夫だと思われたのですが、
夕方になってメールをいただきました。
『また出てしまいました・・・・・』
設定の変更方法をメールでお送りしました。
もしそれでもまたエラーの場合にはメモリの増設しか手はないです。
しかも今回はマシンのチップセットの関係でなかなか手に入らないメモリしか使えません。
128MBから384MBにアップしてもパフォーマンスはさほど変わらないかもしれませんが、
少なくともエラーはほぼ出なくなるでしょう。
中古のメモリで6000円前後で手に入りますが、それに見合ったパフォーマンスは疑わしいところ。
いまはお客様からの指示待ちです。
メモリ
下請け仕事でいろんなところに行きますが、
個人のお客さんのところに行くときにはたっぷり時間を取らないといけません。
それはメモリ不足であまりにも動きが遅すぎる場合が多いからです。
XPが最新のOSとは言え、発売当初のマシンではすでにマシンがパワー不足だからです。
CPUも力不足ではありますが、その最たるものがメモリです。
256MBのメモリではとてもとてもストレス無く使うことは出来ません。
最低でも512MBはほしいところです。
マシンによっては最大で512MBでしょうけど、ややあたらしめのマシンは1GBまでというものもあります。
さらにメーカー品の場合、必要の無いものが山のように入っていますし、
最悪なことに自動で起動までしちゃってます。
これではメモリを追加しないとどうしようもありません。
起動に5分以上かかるマシンも中にはあります。
ソフトのインストールやアンインストールをするだけで30分もかかってしまいます。
これではこちらはただ「ボーーーーッ」と待つしかありません。
この『待ち時間』が最悪なんですよね。
お客さんにはなにもしていないと見えますからね。
ボーッとしている間に自動で起動するソフトについて説明したりもしていますが、
なかなかご理解いただけないことが多いです。
うちのお客様には時間がかかっても説明していますが、
下請け仕事の場合は時間の制限がありますし、
余計なことをするとあとあとクレームの元ですのであまり長々とは説明しません。
ここで愚痴ったところでどうなるものでもないんですけどね。
HDDの故障が続いています。
このところHDDの故障に関しての依頼が続いています。
個人の方からでしたが伺ったときにはすでにHDDは逝ってました。
いままでの場合、Windowsの調子が悪い、あるいは異常な音がする、
といった具合に完全に壊れる前にご連絡いただくことが多かったのです。
が、今回2件続けて完全に息の根が止まってからのご連絡でした。
少なくとも壊れかけているときに対処できれば多少のデータは救出出来る場合が多いのですが、
今回はまったく手の打ち様がない状態でした。
こうなるとこちらの出来ることはHDDの交換だけです。
リカバリディスクがあればリカバリもします。
でも結局データはなにひとつ戻りません。
こういうのがちょっと辛いですね。
お客様はこちらをプロだと思って連絡してきます。
もちろんプロとして出来る限りのことはしていますが、
大事なデータがなにも残らないというのが辛いですね。
もちろん20万近くのお金をかければほぼ取り戻すことは出来ますが、
そうするお客様はまずいません。
となると日頃のバックアップで対応しなければどうしようもないということです。
バックアップに関しては以前にも書きましたが、やはり面倒です。
4thMEDIAの設定
以前無線でお伺いしたお客様からSOSです。
なんと4thMEDIAの設定を頼まれてしまいました。
ま、元々家電の取り付けもやっていましたので、
『なんとかなるべー』で行ってきました。
接続は簡単に終わりました。
無線でルータに接続して終わりです。
もちろんテレビにもつなぎます。
フレッツドットネットの契約が必要だそうで、
4thMEDIAのリモコンでえっちらおっちらと入力です。
これが一番大変でした。
なんせリモコンのボタンが小さい。
わたしの指ではなかなか大変です。
ま、なんとか終わりましていざ・・・・・・・エラーが出ます。
どうやら設定後しばらく時間がかかるらしいです。
ちょっとばかり待つことにして今度は地上デジタルの設定をお願いされてしまいました。
ま、得意な分野ですからいいんですけどね。
まずは接続してテレビのリモコンで設定です。
自動でスキャンしますので特に何も必要ないですね。
で、実際に見てみました。
これがとてつもなく綺麗でしたねぇ。
さすが地デジです。
ま、今回はいい経験させてもらいました。
地デジと4thMEDIAの設定も請け負おうかな、なんて感じですね。
キーボードを代えてみました
8年ぶりにキーボードを交換してみました。
今までのものはこちらですが、一度全部ばらして掃除してからEnterボタンがカクカクして
なかなか押せない状態でした。
ガタイもでかいので机の上はいつもグチャグチャでした。
で、いつもいくドスパラ札幌店にこちらが1980円で並んでましたのでついつい購入。
使ってみるとキーの配置が違うので慣れるまでには時間がかかりそうですが、キータッチは最高ですね。
前のはアプリボタンが色々と付いてましたが使うのはほんの何個かでした。
今回のものは必要なものだけが付いているのでとてもいい感じです。
先日、サポートしたお客様は液晶が壊れてしまい買い替えになったのですが、
液晶がキーボードとマウスの受光部も兼ねていたため、キーボードを新しくしました。
そのときもやはり『違和感がある』と言われましたが、慣れるまでにそれほど時間はかからないでしょう。
わたしのような不器用男でも慣れるものですからね。
私のマシンでは、久しぶりの大幅な変更でしたのでちょっとウキウキ状態です。
DELLつづきですが・・・・
ご近所のお医者さんからレスキューが来ました。
HDDがいかれたとのこと。
お伺いする前にマシンの型番を聞いておりまして、検索したところ・・・・
あまり評判のよろしくないマシンであることが判明。
マシンはDELLの4700Cです。
『音がうるさい』『発熱がすごい』『排熱がよくない』などなど・・・・
で、実際に伺いました。
確かにうるさいマシンです。
CPUのクーラーからすごい音がしています。
排気もものすごい勢いでして、かなり高温の熱気が出てきてます。
ほかにも同じマシンが2台あるのですが、そのうちの一台はすでに一度HDDが逝ってしまったそうです。
今回のマシンはHDDは確かにエラーが出ていて交換すべきものでした。
で、急いでドスパラに走って同じサイズのものを購入。
戻って交換してリカバリ(再インストール)して終了です。
しかし、このマシン、電源からの排気がとてつもなく弱弱しくて、
すぐにHDDが熱くなってしまいます。
吸気口と排気ファンの位置にちょっと問題がありそうですね。
取りあえず、この状態で様子見していただくことになりました。
もしこれでまたどこかがおかしくなったりすれば、
マイクロATX用のケースと電源を購入して別物にしてしまうという手もあることだけお伝えして退室です。
にしてもとにかくうるさくて熱いマシンでありました。
省スペースだからといってこういうものを購入される方は多いと思いますが、
まずは評判を確かめてからの購入がよろしいと思いますねぇ。
メモリの増設
何度かレスキューでお呼びいただいてメモリについて説明させていただいた方から
メモリの増設を依頼されました。
元々256MBのメモリしか入っておらず、せっかくのPentium4の威力も
半分程度しか生きていなかったと思われるマシンでした。
が、今回は思い切って1GBに増設です。
メモリはドスパラで購入。512MBが2本で1万円です。
マシンは富士通製でして、相変わらずケースが開けにくいものでした。。。。
が、なんとか開けまして元のメモリを外して2本のメモリを取り付け。
時間は20分ほどです。
で、ケーブル類をつなぎ電源ON!!
いままで3分以上かかっていた起動がほぼ半分に。
まずはメモリのサイズを確認。
マイコンピュータを右クリックでプロパティ。
確かに1GBになっております。
ためしにブラウザを20枚ほど起動させました。
サクサクと動いております。
まったくストレスなく動いております。
この動きにお客さんは驚きと感動です。
作業料金2,500円とメモリ代10,000円を受け取りまして退室です。
いまお使いのマシンが遅いと感じている方はぜひメモリの増設を検討してみてください。
意外と速くなるものです。
もちろん増設できないものも中にはありますが、ほとんどのマシンは増設できるようになっています。
メモリは今回のようにパーツ屋さんで購入したほうが圧倒的に安く上がります。
当方の作業料金を入れても安く上がります。
ご検討されてみてはいかがですか?